クールグリースは、そのスタイリング力と持続力から、多くの人々に愛用されています。
しかし、「クールグリースは髪に悪いのでは?」という声も聞かれます。
今回は、クールグリースの成分や髪への影響について詳しく解説します。
- クールグリースは、ナチュラルなツヤ感の水溶性グリース(整髪料)
- 非イオン性界面活性剤が含まれている
- 3年以上使用しているが、髪に悪いと感じたことはない
- 化学科卒業
- 臨床応用を目指し研究
- 美容マニア
- クールグリース使用中
髪に悪い?クールグリースとは
- クールグリースの特徴
- クールグリースの口コミ
クールグリースの特徴
クールグリースは、ナチュラルなツヤ感の水溶性グリース(整髪料)です。
水溶性なので、洗い流しやすいという特徴があります。
クールグリースの口コミ
【至高のスタイリング剤】
— マツザキ (@untracemind) May 30, 2021
COOL GREACE G
クールグリース G
・メリット
✅ウェット感、ツヤ、セット力の
バランスがとても良い
✅どんな髪質でもイケる
✅どんなスタイルにも適応
✅すぐ洗い流せる
✅マツザキも愛用している
・デメリット
✅少しベタつく
これは必須アイテム pic.twitter.com/A0PdTmxqbV
パーマにオススメなグリースはこちら↓
— どすこいチャッピー(広報、書記&監査役) (@misanfan) July 13, 2022
クールグリースG
値段もお手頃かつ優しいライムの香りも◎ pic.twitter.com/UNFlDuxI7R
クールグリースは、スタイリング製品として長い歴史を持ち、多くの愛用者に支持されてきました。
特にメンズヘアスタイルの分野で広く使われており、SNS上でも良い口コミが目立ちます。
クールグリースは髪に悪いのか?
- クールグリースの成分
- 髪に悪いと噂される理由
- 3年以上使用してみて
クールグリースの成分
クールグリースの成分は以下の通りです。
水、PEG-40水添ヒマシ油、ステアレス-40、PEG-20水添ヒマシ油、グリセリン、PEG-10水添ヒマシ油、ヒマシ油、EDTA-2Na、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、BHT、青202、香料
化粧品としての一般的な配合目的は以下の通りです。
配合目的
- 水:溶剤・基剤
- PEG-40水添ヒマシ油:親水性乳化・可溶化
- ステアレス-40:乳化剤・可溶化剤
- PEG-20水添ヒマシ油:親水性乳化
- グリセリン:角層水分量増加による保湿作用・保水・溶剤・温感付与
- PEG-10水添ヒマシ油:親油性乳化
- ヒマシ油:油性基剤
- EDTA-2Na:キレート作用
- メチルパラベン:防腐
- エチルパラベン:防腐
- ブチルパラベン:防腐
- プロピルパラベン:防腐
- BHT:酸化防止
- 青202:着色
- 香料:賦香
髪に悪いと噂される理由
髪に悪いと噂される理由として、界面活性剤が含まれていることが考えれます。
髪の主成分はケラチンというタンパク質ですが、界面活性剤はタンパク質を変性させることから、髪に悪いと噂されている可能性があります。
しかし、クールグリースに含まれている、PEG-40水添ヒマシ油やステアレアレス-40などは、非イオン性界面活性剤であり、陰イオン性界面活性剤と比較して低刺激です。
さらに、皮膚刺激の指標となるタンパク質の変性も少ないようです。
非イオン性界面活性剤は、陰イオン性界面活性剤と比較して低刺激であることが知られており、また皮膚刺激の指標となるタンパク質の変性も少ないことが明らかにされています。
https://cosmetic-ingredients.org/nonionic-surfactants/
3年以上使用してみて
3年以上クールグリースを使用していますが、髪に悪いと感じたことはありません。
水溶性なので洗い流しやすく、非常に気に入っています。
まとめ:クールグリースは髪に悪い?
クールグリースには、非イオン性界面活性剤が含まれていますが、陰イオン性界面活性剤と比較して低刺激であることが知られており、また皮膚刺激の指標となるタンパク質の変性も少ないことが明らかにされています。
実際に3年以上クールグリースを使用していますが、髪に悪いと感じたことはありません。